引き出物。これから人生を歩む二人が、お祝いのお返しに、送るものです。
もともとは出席者には、同じ物を送るのが普通でした。しかし、現在ではカタログギフトが流行し、新郎新婦が引き出物を選ぶ、というケースは少なくなっています。
昭和の頃のように、新郎新婦の名前入りの物や画像付きのカップを貰っても困りますが、さすがに最近は味気ないです。
昆布はのしあわび(打ちあわび)、勝ち栗とともに平安期には祝膳にのぼったそうですが、 そんな宮中の古式にならって、室町のころになると武将が出陣するときにも、これらを並べて祝っていたようです。
一に打ちあわび、二に勝ち栗、三に昆布で「打ち勝ち喜ぶ」。 なんて単なる語呂あわせとも思えますが、戦乱のころにあっては縁起の良い言葉遊びでは済まない、もっと価値のあるものだったんですね。
また、すぐれた食材としても認められていたようです。 あの秀吉も徳川家もおおいに食していたことが古書から伺えます。 広く庶民まで、昆布を祝いごとに用いるようになったのは江戸期から。 結納の昆布を子生婦(こうぶ)として、よい子が授かりますようにと用いられるようになったのも、江戸期から。 さらに結婚披露をおひろめと呼ぶのは「ひろめ」という古い名に由来すると言う説もあるようです。
そこで、本サイトでは、オシャレなもの、貰ったら嬉しい物など、引き出物選びの参考になるようなものを紹介していきます。



